「今日コンパだったらしいんだけど、急患入って行けなくなって、更に急患だと思ってたのに来たのが、ただの酔っ払い親父だったらしくて…」
「あー、だからあんなに酔っ払うまで飲んだんだ」
たまにあるからな…
救急車で運ばれてきた人が、全然元気だったり、酔っ払っいの場合。
「明日大丈夫なの?あれ?」
「大丈夫でしょ、仕事はきちんとするし」
「で、なんで大地まで?」
「秀ちゃんに呼ばれて付き合ってた」
そういや、大地は酒強いんだった。
「なー理央!!酒飲もうぜ」
リビングの方から秀が騒いでいる。
これ以上騒がれると迷惑だから仕方なく、大地とリビングに行った。
「あんまり騒ぐな、近所迷惑だし千尋が起きる」
「千尋ちゃん居るのー?」
「ああ、だから静かにしろ。これ以上うるさいと追い出す」
「分かったよ、てことで酒飲もうぜー」
とりあえず何種類かの酒を出した。
「これ飲んだらおしまいだからな」

