「足付けば余裕!!あと、浮き輪あるし」
学校のプールが好きな理由は、先生が緩い先生で、常に水遊びができるから。
あと、プールだと床に足がつくから。
「うん、千尋は浮き輪握りしめてなさい」
「分かった!!」
「中崎先生の事は心配ないから大丈夫よ」
「そうなの?」
「むしろ、千尋が溺れないか心配よ」
「大丈夫だって。私だって海に行ったこと………小学校以来行ってない」
そういえば海行くの久しぶりかも…
しかもまともに海入ったことない。
砂のお城作って遊んでいた記憶しかない。
「まぁ、何とかなるよ。大丈夫大丈夫。食べ終わったし、そろそろ水着買いに行こう」
「うん」
トレーを片付けて、水着売り場に向かった。
葉山には、理央君の事は知らない振りしておくように頼んだ。
いちいち聞かれるの面倒臭いだろうし。
実際葉山は、理央君達と面識はあるけど仲が言い訳でもないし。
てか、理央君達のこと知ってるのって、私だけかもしれない。

