「理央って千尋ちゃんにだけ優しくね?」



「そうかな?」

千尋をそっとベッドに寝かせて、秀と寝室をでた。



「お前他の女にここまで優しくないだろ」



「うーん…そうかな?」



「常に女に冷たい」



「言い寄ってくる人にだけだから、俺媚び売られるのとか大嫌いだから」



「知ってる。まぁ理央には千尋ちゃんがいるし他の女なんて眼中にすら入ってないんでしょ?ロリコンになるけど」



「ロリ……コン…」



「だって普通に考えなよ。理央が高校生の頃千尋ちゃんは小学校入ったか入ってないかくらいだろ?」



「あぁ、俺が高3の時千尋は小1」



「その時点でロリコン確定だよ」



「いやあの頃は面白い子だなー…としか考えていなかったから」

千尋を好きだと、俺は世間的にロリコン扱いされるのか?

いや別に恋に年齢は関係ないっていうし…