次の日の朝。
起きると、おでこに冷えピタが貼られていた。
隣には理央君が寝ている。
起こさないように、ゆっくり布団からでようとすると
「どこ行くの?」
理央君に腕を掴まれた。
「学校行く準備しないと、遅刻しちゃう」
「千尋は今日は学校休みなさい」
「なんで?」
「熱下がってないから、自分でも気づいてるでしょ?」
「下がったもん…」
分かってる。
熱があることくらい、馬鹿な私でも自分の体だから気づいてる。
だけど今日は体育でプール開きの日!!
休むわけにはいかない!!
プール好きだし。
「さっき寝ている間に測ったけど、全然下がってなかったから今日は学校休ませる」
「でも元気だよ」
「夏風邪こじらせたら入院だから」
入院………入院………………
「絶対嫌!!」
入院なんてあり得ない!

