年上彼氏はクリニックの先生




「教頭先生お久しぶりです」



「中崎君…と錦、高橋、本条!?どうしたんだ。全員揃って」



「千尋のお見送りです」



「青山君のか!!そうかそうか。騒がしいと思ってきてみたら君達だったから驚いたよ」



「申し訳ありません…」



「いやいいんだ。青山君は体調でも悪いのかな?」


千尋の事を見てくるから

「少し腹痛起こしていて…心配で着いて来ちゃいました」


少し誤魔化して置いた。




ここの学校は私立。

そしてこの教頭は俺達の頃からいる古株。


俺達のことも、千尋の両親、身内のことを知っているから、下手に口出ししてこない。
 


「校舎まで送って大丈夫ですか?」



「構わないよ」


教頭の許可も貰ったし、行くか。



「り…理央君……皆にバレたかな?」



「何が?」



「理央君と付き合ってること」



「うーん…まだバレてないと思うから」


チュッ

生徒達が見ている前で千尋にキスをした。



「りっ!!理央君!?」



「大丈夫ばれても何も言われないし、されないから。だよね?」


生徒達の方を見て言えば、全員頷いてくれた。

物わかりが良くて助かる。




最後に


「千尋の事いじめたりする子がいたら教えてくれる?」

近くにいた女子生徒3人組に声をかければ


「「はっ…はい!!」」


きちんと返事をしてくれた。




「千尋…もう大丈夫だから、こんどからは些細なことでも相談するんだよ」

チュッ 

おでこにキスを落とした。



「うん」



「お腹痛いの平気?」



「落ち着いた。理央君のおかげ」



「フフッなら良かった」


千尋の事を校舎まで送って、囲まれている3人の元に戻った。





「理央俺達囮かよ」



「そんなんじゃないって」


とか言いつつ、3人のおかげで上手く2人きりになれた気がする。



あと3人がいなかったら、千尋に俺のキレた顔が見られていたかもしれないから

呼んで正解だった。




「千尋ちゃん帰ってくるまで理央の家行っても良いー?」


秀に言われて普段は断るけど


「いいよ」


休みの日に手伝って貰ったお礼って事で。




【理央side】  end