「別にかまわないけど?」
「……えっ?」
この程度の写真バラまかれたところで問題ない。
「だって千尋ちゃんは…あんなに……焦っていたのに…」
「バレたくないに決まってんだろ?あんたみたいな奴になにされるか分かんないし」
慌てている佐々木さんの目の前に立って小声で
「バラまいても構わねけぇど、千尋に何かしたら外に出れないようにするよ?」
ソッと耳元で囁いた。
「俺はあの3人みたいに優しくないから……本気で怒らせない方が良いよ?」
それだけ言って千尋の元に戻った。
「おー怖い怖い。こんな人が見ている前で大胆だよね」
「相手は高校生なんだしもう少し優しく言ってあげれば良かったのに」
「理央のキレた顔相変わらず怖いね」
秀、大地、楓に言われて
「あれでも優しく言ったよ」
千尋を抱っこしながら言った。
耳栓を外してあげれば
「理央君恥ずかしいからおろして…」
顔を真っ赤にして恥ずかしがる千尋。
可愛い…
「んー…校舎まで送るよ。大丈夫俺達ここの学校のOBだし」
「いや…皆にバレちゃう…」
いや、多分…てか確実にバレてると思うよ。
千尋は耳栓していたけど、他の生徒たちは皆聞き耳立てていたし。
「そこで何してるんだー」
あっ、教頭来た。

