こんなことになった理由。
それは今から3週間くらい前。
とあるお昼休みのこと。
「千尋ちゃんって中崎先生と仲いいよね」
うちのクラスの1軍女子が私の元に群れでやってきた。
「まぁ…普通に」
付き合ってます、なんて言えないし。
適当に濁して返した。
「あのさ皆と話してたんだけど今度の中間で一番点数良かった子に中崎先生についての情報色々教えてくれないかな?」
「はぃ?」
「勿論千尋ちゃんが1位だったら何も教えなくて良いよ」
この人達は何を言ってるの?
自分で聞きに行けばいいじゃん。
それに人の情報を教えるのは良くないと思う。
第1私になんのメリットもないじゃん。
1軍女子の中の1人が私のすぐ横に来て
コソッ
「私さ見ちゃったんだよね。海に行ったとき中崎先生と千尋ちゃんがキスしてるところ」
耳元で誰にも聞こえない声で言ってきた。
「それに千尋ちゃんが中崎先生の家に入っていくのも見たことあるんだよね」
ビクッ…
「てことで宜しくね」
他の1軍女子は知っているのかな?
もし知られてたらとっくにバラされているか…
でもどうしよう。
このままじゃ、理央君との関係バラされる…
しかもさっきの子学年1位…
とにかく勉強して、なんとしてでも理央君の情報を教えるのだけは阻止しないと。
次の日学校に行くと、理央君の情報が後期中間でクラス1位の女子に提供される事が広まっていて
クラスの殆どの女子が燃えていた。

