年上彼氏はクリニックの先生

「ねぇ大ちゃん」



「ん?どうしたの?」

理央君がお粥を食べている間、買ってきた袋に入った薬を見せた。



「どれがいいか分からなくてお店の風邪薬系全部買ってきた」



「沢山買ったね…これとかいいんじゃない?結構効くよ」



「そうなんだ。私も今度風邪引いたら飲んでみようかな」



「千尋ちゃんは市販の薬あんり効かないと思うよ」



「そんなことないもん!!」

私だって市販の薬飲めるんだから!!


「ごちそーさま」

いつの間にか理央君が食べ終わっていて、ソファにもたれかかっている。



「理央君これ薬」



「ありがと」

薬を飲むと、大ちゃんに連れられて寝室に戻っていった。



理央君の風邪早く治るといいな…



片づけを済ませてくまさんクッションを抱きしめ

ソファに座っているうちに「フワァ…」気づけば眠ってしまった。