年上彼氏はクリニックの先生

廊下に出ると、ガラス張りになっている壁から海が見えた。

まだ朝早いからお日様が海に反射していてキラキラしている。


「理央君!!海がキラキラだよ」



「そうだね」

なんだか今日は理央君、いつもより楽しそう。

ずっとニコニコしている。

何か良いことあったのかな?


「ほら千尋エレベーター来たよ」



「うん」

エレベーターに乗って気づいたけど、さっき居た階って最上階だったんだ…

どうりで廊下を歩いているとき
隣の部屋との距離が物凄くあるなぁ…なんておもったけど。


それにさっきの部屋も無駄に広かったし、絶対スイートルームとかだよね??





エレベーターを降りて、ホテルの廊下を見渡すと

置いてある絵とか、壺とか高そうなものばっかり。


お父さんこんな所で働いていたんだ…

知らなかった。



以外と身近な人の事って分からなかったりするんだよね。


大ちゃんや、理央君の事とかも実際そこまで詳しくないし。



「千尋」



「ん…なに?」