「鈴鳴さんですっけ?貴方は何者ですか?」

『へ…?』

あまりにも突然でストレートな質問に
間の抜けた声が出てしまった。

「あー!それあたしが言おうと思ってたのに!!」

その明るい声が届かないほど呆気にとられた。


そこで

『な、なにものとは…?』

彼のいった質問に対して
一番の疑問を聞いてみた。

「妖精などの類なのか。
ということです。」

冷静に私を見て彼はいった。