星色夜空


そう思った直後聞こえてきたのは

「えええ!ねぇ、かいと!見える?
妖精さんがいるよ!!」

「見えるよ、妖精じゃなくて人間じゃない…?」


「え…?」 妖精ってなんのこと?
会話を盗み聞きしながら考え込んだ。


「うーん。わかんないけど、
こーゆーときは行動あるのみだよ!」

「言うと思ったよ…。」


呆れ返った少年の声と
好奇に満ちあふれている少女の声を聞きながら

「ひとまず逃げよう…。」

そう思い森の奥へ走ろうと思った瞬間。
誰かに手を掴まれた。