そう思った直後聞こえてきたのは 「えええ!ねぇ、かいと!見える? 妖精さんがいるよ!!」 「見えるよ、妖精じゃなくて人間じゃない…?」 「え…?」 妖精ってなんのこと? 会話を盗み聞きしながら考え込んだ。 「うーん。わかんないけど、 こーゆーときは行動あるのみだよ!」 「言うと思ったよ…。」 呆れ返った少年の声と 好奇に満ちあふれている少女の声を聞きながら 「ひとまず逃げよう…。」 そう思い森の奥へ走ろうと思った瞬間。 誰かに手を掴まれた。