「く…」

ようやく停止して、斉天大聖は口元の血を拭う。

「とんでもねぇ奴がいたもんだ…ぶっ殺されるかもしれねぇ…」

それでも彼は、逃げる事なく立ち向かうべく、浮遊する。

「へへ…ワクワクすんなぁ」