宇宙艇のコンソールにも、そのセイテンタイセイというワードはインプットしておいた。

果たして見つけられるかどうか。

いや、強くなっていけば、自ずと出会う事になるだろう。

全宇宙で最強を目指していけば、いつかは戦わなければならなくなる。

面白いじゃないか。

ウラヌスはほくそ笑む。

そのセイテンタイセイとやらが、どれほどの強さなのか。

今や能力値350億にも達した自分に、どこまで張り合えるのか。

神化を完全にものにしたこの俺様に、勝てるというのならば勝ってもらおうじゃないか。

全宇宙でも稀に見る戦闘種族・ドラン族。

その中でも最強のこの俺に。