未知の世界5


ん?







目がさめると、パジャマを着て布団に入っている。







「あれ?」








デコには冷えピタ。頭の後ろには氷枕が置かれている。







気持ちいい訳だ。








あれ?でも私って…玄関にいたような。








もしかして……と思い重い体を起こす。







ゆっくり立ち上がり、寝室のドアから顔を出してリビングを見ると、電気が点いてる。







幸治さんが寝室に運んでくれたんだろう。










リビングに行って、お礼を言った方がいいのかな。でも……怠いし、まだ顔を合わせる勇気がない。






どうしようか悩んでいると、怠い体がさらに怠くなり、







ドタっ








大きな音を立てて廊下に顔から落ちていった。








ツーーーーーーっ!









あまりの痛さに鼻を撫でると、








べちゃ






鼻血が出てる……。







鼻血が出てることに、汚いという思いと、恥ずかしいという思いが重なって思わず寝室に入って、身を潜めた。