未知の世界5


診察室……。








やっぱり。







『いつから?』







「今さっき、言われて気づきました。」








『ホントにもっと自己管理してくれ。』








「よく言われます……。」







怒りながら体温計を渡され、脇に挟む。







すかさず勝手に私の胸元から診察される。






う……。腕を動かせないことをいいことに。








『吸入行くぞ。』








といわれ、ため息がもれる。







『なんで残業する前に吸入済ませないんだよ。』








「……そうですね。」







いつも仕事を優先してしまうので、検査室は閉まってしまいやれず仕舞い。







やりたくないという気持ちが大きいからだろうけど。