たけると幸治さん、話が終わったかな?
とお風呂から出た私はリビングに向かった。
あれからたけるに家まで送ってもらい、たけるが何があったのか幸治さんに話してくれるというので、家に上がってもらった。
その間、お風呂に入ってくるよう幸治さんに言われて、今に至ってる。
「……ごめんね、たける。」
とリビングにそーっと入って行く。
『ああ、かな。何があったか話したよ。
いや、俺がいながらあんな思いさせてごめんな。』
「ううん、たけるがいなかったら、今ごろどうなってたか分からないよ。」
『お前ももうちょっと気をつけろよ。早くに結婚してること言えば良かっただろ?』
え?あ、そうか……。
指輪を付けてると思っていたけど、外科医プロジェクトに参加するのに、シュミレーションで付けることができないので、あらかじめ外してたんだ。
「ごめんなさい……。」
『じゃあ、帰るね。』
「本当にありがとう。」
幸治さんとお礼を言い、たけるを玄関で見送った。



