そしてあっという間に一日が経ち、夜に帰宅した。
既に帰っていた幸治さん。
『今日、吸入行ってきたか?』
え……あ……あー。
忘れた……。
すっかり忘れていた。
時刻は20時。もう病院に戻っても検査室は開いてない。
『進藤先生が心配してたぞ。喘息のことから今度のプロジェクトのことまで。
それから先週、なんか夢見て怖がってたとかどうとか。』
え、そんなことまで……。
いや、そんなことよりも、今は吸入に行かなかったこと。進藤先生はずっと待っていただろうということ。
ヤバイ。
電話、電話……。
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