未知の世界5


お母さんが作ってくれたお粥はとても美味しそう。






レンゲを手にしてみたけど、それ以上手が動かない……。







美味しそうと思っていても唾が出てこない。






渇いた口にの中を水分で潤してみたものの、口に入れる勇気が出てこない。







目の前に座る進藤先生と、その隣のお父さんはものすごい食欲で食べていく。







その光景でお腹が満たされていく。







『食べれない?』







心配そうに聞くお母さんに、申し訳ないと思い、思い切って口にお粥を入れてみた。







だけど、口が動かない。







『そうそう、飲み込む飲み込む。』








進藤先生がすかさず言うけど、喉の奥にお粥が入っていかない。







うぅ……この状況でさらに食べられない。