「ハァハァハァはぁはぁ……。」 パッと目を覚ますと、今まで息をしていなかったのか、呼吸が荒くなっている。 ものすごく悲しくて怖い夢だった。 前に見た施設の夢よりも、もっと辛い。 あの時は過去の出来事だっただけに、これから現実で起きたら……と思うと、怖くなる。 部屋は外の光が入って明るい。 隣に幸治さんはいなかった。 私は怖くて寝室を飛び出し、走ってリビングに向かった。 バタバタバタ と未だに夢の中なのか、リビングまでが遠い。 リビングの扉を開けると…