ほんとの恋を教えてください。

俺は慌てて言う純恋の頭をポンポンと叩く。



もう1回見ると、銀河はテニスを止めてサッカーの方を見ていた。



その視線の先には、確か小池泰斗っていう奴の姿。



(へぇ、アイツの事が好きなんだ)



見ればわかる。



だって銀河の視線は、完全に好きな人を見る目だったから。



「ちょっと保健室行ってくる」



なんか横になりてぇ気分だな。



「えー、行ってらっしゃい」



口を尖らせながら言う純恋に手を軽く上げ、俺は保健室に向かった。



純恋といても、たまに分からなくなる。




俺は本当に、純恋の事が好きなのか。