ほんとの恋を教えてください。

優磨side

「あぁー、まーたこんな所でサボってるー」



「お前だってここにいる時点でサボりだろ」



そう言って俺の横に来るのは、俺の彼女、木村 純恋-kimura sumire-。



純恋は長い黒髪をなびかせながら言う。



俺がいるのは、校庭が見渡せる屋上。



今は授業中だから、2組が体育をしていた。



「あ、2組テニスとサッカーしてる」



純恋はなびく髪を押さえながら言う。



「あぁ、1人上手いやついんだよ」



俺はテニスをしている女子を指さす。



「あぁ、銀河由良ちゃん?あの子めっちゃ可愛いって有名だよね。へぇ、運動神経もいいんだ」



純恋が感心したように言う。



「ふーん」



「あ!好きになっちゃダメだよ?優磨には私がいるし、由良ちゃん好きな人いるらしいし!」



「はいはい、分かってますよ」