ほんとの恋を教えてください。

由良side



「銀河お前、包帯巻けたのか?」



ー...ギクッ!



「えへへ、実は...、赤石くんの見て真似して練習したの。...どうかな?」




私はそう言って笑う。



そう、私はあの後、赤石くんの真似をして音華に巻いたりして練習してみたのだ。



私がそう言うと、赤石くんは微笑む。



「...ふっ、合格」



ー...キュン



(ん?)



私は少し鳴った胸を押さえる。



(...気のせい、だよね)



私は包帯を巻き終わり、救護セットを閉める。



「じゃあ、気を付けてね」



「あぁ、ありがとう」



そう言って私は赤石くんに手を振り、走って応援席に戻ろうと方向転換をする。



「あ」



「え?」



私は振り返る。



すると赤石くんは微笑んで、私の耳元に囁く。






「出番、スグだろ。...頑張れ」



ー...キューン



どうしましょう。



自分の気持ちが分かりません。