「ヤツは完全防備だ」 「ヤツに話しかけるには、ヘッドホンを取り上げ、ラノベを奪って、その上アニメの知識をつけなければいけない。」 「つまりはヤツと話すのは不可能だ。」 それが、3年7組の下川渚に対する問題の結論だった。