あの男を使ったのは間違いだったかもしれない。

 しばらくしたら、あの男も消してしまおう…。

 そう気持ちを切り替えて、美佐子は中条の顔はなるだけ人に見せないようにしなければならない。

と考え、

(そう!たくさんの花で囲んでカモフラージュするしかない。)

と決めた。