さくら〜閉ざされた心〜


同級生は全員心配の声を上げた。
「大丈夫?」 「先生にいう?」
そんな優しい声も僕には裏切りの声に聞こえた。

その事件から学級はおかしくなり、女子での格差が生まれた。
僕はその事件から誰も信用せず何があっても誰にも相談しなかった。
親も信用できず僕は正真正銘「一人ボッチ」になった。

そのまま卒業式を迎えた僕は、頭悪いせいで中学受験もおち、結局その人たちと同じ学校になった。