すると、キャプテンと後輩がニヤニヤしながら何かを握りこっちに向かってくる。 よく見ると手から砂が漏れている。どうやら砂を投げつけるつもりのようだ。キャプテンの球は何かと早い。砂を投げつけられ目にでも入ったらたまらないと全員一斉に部室に向かって逃げ出した。 一番最後は……僕だった。 一人逃げ遅れ部室に逃げ込んだ僕は案の定一番前でみんなをかばうような形になった。 キャプテンは砂を捨ててはおらず一番手前にいた僕に投げつけた。それから、僕を蹴りつけて高らかな笑い声をあげた。