友情と恋

「この事を話すにはまず私のことを知ってもらわなくちゃいけない。私はね、異世界からきたの」

「え?何?冗談?」

「冗談なんかじゃないよ。今から言うことは全部本当のこと。私は魔法使いがたくさんいる星から地球にやって来たんだ」

「魔法使い?」

「うん。ちょうど地球、それも日本が私たちの星からしたら、目の前の星なんだけどね。普段は魔法で見えないようになってるけど」

「そうなんだ。でも、その星のみんな………みなさんも、私たちのような人のような見た目で、日本語なんだ?」

「まあ、いきなり言われても信じられないよね。えーと………まず、本来は人みたいな見た目じゃないよ。魔法で人みたいな見た目になってるだけだから。でも、地球に来ているから、慣れるためにも地球に来てからは、本来の姿に戻ったことないけど……信じられなかったら、見せてあげよっか?」

と、夏希は、笑う。

「え、でもそういうのって見せたらいけないやつじゃないの?」

「まあ、そうなんだけど、お父さんが特別に信用できる1人の子になら見せてもいいっていってくれたから見たかったら見せるよ」

「でも、その1人が私でいいの?」

「うん。ていうこもう話してる時点でもう見せていいのは、カエデだけだよ」

「あっ、ていうことはひなのにも見せられないって事か………」

そう私が言うと、夏希は少し黙ってから、静かに

「………そうなるね」

と、言った。