「段々暗くなってきましたねー…。」

「だね。ゆらちゃんなんか食べたいものある?」

「んー…、あっ、わたあめっ!」


電車で3駅くらいのって、ホームから少し歩いたところから

辺りはお祭りムードで、屋台がいっぱい出ていた。


「わたあめ好きなんだ。」

「屋台の食べ物の中で1番好きですっ。」

「ゆらちゃんらしいや笑」


買おっか、と先輩は言って

屋台のほうに歩き出した。