「はぁー…今日もあっついなぁ…。」


夏休みももう半分くらいが過ぎて、8月ももう1週間くらいで終わろうかという頃。

完全に生活習慣が崩れてしまった私は

自分の部屋のベッドの上で、毎日を過ごしていた。


「あれ、電話…。」


突然鳴り響く着信音に驚きながら、表示画面もろくに見ずに応答ボタンを押した。