「香水つけてるから、先輩いっつもいい匂いするんですね。」

「そう?俺の匂い好き?」

「い、いい匂いだなぁって、思います…///」


この人は何かにつけて、なんでもないかのように

好き?とかきいてくるから

答えるこっちが恥ずかしくなってしまう。


「って言っても、香水はついでなんだけどね。」

「そうなんですか?」

「そ。…んじゃ、次行こっか。」


真田先輩はさらっと会計を済ませて、また私の手を握った。