「じゃあ、15分休憩ー!」


部長さんの声がして

それとほぼ同時に、ゆら、と悠が私を呼ぶ声がした。


「あ、うんっ…!」


一瞬のうちに、視線が私の方に集められて

私はなるべく目立たないように

悠のほうへかけよった。