「それで？その好きな人ってのは？」

「い、1個上の、先輩、なんだけど…。」

「先輩？ゆら、先輩と関わる機会なんかあったっけ？」

「ば、バスケ部の、先輩。」

「どんな人？かっこいいの？」

「すごいかっこよくてね、王子様みたいな人…///」

「王子様ぁ？」


そんな人いたかなぁ、とりのちゃんは宙を見上げて考えていた。