「今日、先帰って寝ててもいーぞ?」

「んーん、だいじょぶ…。」


私がそう言って立ち上がると、悠は私の荷物を持って行くぞ、と手を引いてくれた。


「あれ、りのちゃんは…?」

「先行った。マネージャー希望がすでにすげぇ来てるらしい。」

「なんで?」

「朝、真田先輩が配ってたらしくてさ。」


…なるほど、納得。