ただの幼なじみ、だったのに…!?

「朝からすげぇ心配してたんだよ、こいつ。」

「まあ確かに、ゆらっぽいよね。」

「心配性だからなー、ゆらは。」


クラスが変わったところで

会う頻度なんか変わるわけないのに。


「ま、私はあんまりクラス関係ないけどー。」


同じ学校にいれるの今年で最後だし、と愛月は言った。