ただの幼なじみ、だったのに…!?

[悠side]


「ったく、しょーがねえやつ。」

「綾瀬はほんっとにゆらに甘いんだから。」

「いーんだよ。」


きっと、今日のことを心配して

ここ何日か眠れてなかったんだろう。


「多分、安心して眠くなったんだろ。」

「って、ゆらが言ってたの?」

「言ってなくてもわかるっつーの。」


顔見りゃわかるよ、と俺が言うと

なるほどねー、と愛月は呟いた。