ただの幼なじみ、だったのに…!?

「あ、そーだ。悠今日部活は?」

「あー、新入部員集めないといけねぇから、多分つかまるだろーなぁ。」

「そっか、じゃあ私も手伝うね。」


この時期に部員集めとかないと

バスケ部はそこそこ厳しいから、入ってもすぐ1年生やめちゃうんだよね。


「つってもビラ配るだけだぞ?」

「悠のこと待ってるつもりだから、どーせ残るなら手伝うって。」


私が言うと、さんきゅ、と悠は笑った。