ただの幼なじみ、だったのに…!?

「お前ら、俺のこと忘れてんだろ笑」

「あれ、天海。あんたも一緒だったんだ。」

「番号見ろよ、連番だろーが笑」


廊下の方から顔を出した天海くんが、そう言いながらも中に入ってきた。


「またかわんねーな、俺らは。」

「ほんとにね笑」


進級した気がしないね、と私が笑うと

隣で悠が、そうだな、と笑った。