ただの幼なじみ、だったのに…!?

「ほんとに?ほんとにほんとに!?」

「ほんとだって笑ほら、行くぞ。」


初々しい新入生を眺めながら、私は前を行く悠の隣に

慌てて並んだ。


「…1年前は、私達もあんな感じだったのかな。」

「そーかもな笑」


まだちょっとかたい制服が何となく懐かしくて

その姿がほほえましかった。