ただの幼なじみ、だったのに…!?

「…さて、どこから話そっか。」


りのちゃんは何らいつもと変わらない様子で

そう切り出した。


「い、いつからつき合ってるの…?」

「ちょーどクリスマスイブから。」


ゆらにも話そうと思ったんだけど

学校はじまってからでもいいかなーと思ってさ、とりのちゃんは言った。


「そっか、そーだったんだ。」

「だから別に隠してたわけじゃないんだよ?」

「う、うん。それはわかってる。」