ただの幼なじみ、だったのに…!?

「まあいーんじゃねぇ?悪い人じゃねーし。」

「だよねぇー…。」

「んな考えすぎんなって。」

「んー…、そうだよね、ありがと。」


やっぱり悠と一緒にいるほうが落ち着く。

変にドキドキしたりしないし

でもまあそれは、幼なじみだからってだけなんだろうけど。


「ほら、さっさと飯食って行くぞ。」

「あ、ちょっと、待ってよー!」


悠に急かされて急いで朝ごはんを口につめこんで

私は玄関を飛び出した。