ただの幼なじみ、だったのに…!?

「…はい、とれた。」

「え、ちょ…、うますぎません!?」

「だから言っただろ、とるのは好きだ、って。」

「好きとかそーゆーうまさじゃないでしょう。」


私が言うと、そうかぁ?と真田先輩は首を傾げた。


「どんだけやったらこんなにうまくなるんですか…。」

「んー、まぁ、はまってた時は結構通ってたかなぁ。」


その後も、私がちょっと可愛いというと、すぐに先輩がとってくれて

気づいた時にはビニール袋の中がぬいぐるみだらけになっていた。