ただの幼なじみ、だったのに…!?

お互いが席に戻って、お互いのお皿を見ると

パスタとかピザとかしょっぱいものばかり取った私と

ケーキとかプリンとか甘いものばかり取った先輩のお皿が対照的すぎて

それがまたおかしかった。


「よくそんな甘いものばかり食べますね。」

「お前は逆になんでスイーツバイキング来てんだって感じだけどな笑」

「いいじゃないですか、パスタ美味しいですよ?」


私が言うと、じゃあ俺にもひと口、と先輩は口を開けた。


「もー、勝手につまんでくださいよ。」


そんなこと言いながらも、私は先輩の口元にフォークを差し出した。