ただの幼なじみ、だったのに…!?

「お、早いな。」

「別にふつーですよ。ほら、行くんでしょう?」

「え、ほんとに付き合ってくれんの?」

「ここまで入れて追い返すのは罪悪感あるんで。」


私が言うと、さんきゅ、と先輩は呟いて

私の手を引いた。


「りのあんたいつの間にそんな彼氏をっ…。」

「彼氏じゃなくて部活の先輩。んじゃ、行ってくるから。」


私はさらっとそう言って、家を出た。