ただの幼なじみ、だったのに…!?

「ちょっとここで待っててください。」


私は真田先輩をリビングに待たせて、速足で自分の部屋に戻った。


「ちょ、ちょっと待ってよ…。」


確かに昨日はゆらに振られた先輩がかわいそうだなーと思って声かけたけど

先輩はまだゆらのこと好きなんじゃないの…?

なのになんで私のところに来るのさ。


「しょーがない人だなぁ…。」


私のことなんか多分、ただの後輩かマネージャーにしか思ってないんだろうけど

なんとなく追い返すのもかわいそうで

私は急いで準備を済ませた。