ただの幼なじみ、だったのに…!?

「…ゆら、いるんだろ?」


あまりにも声がしないものだから、俺はそっとドアを引いた。


「…泣きつかれた、ってことか。」


返事がしないわけだ。

ゆらは、布団もかけないままベッドにうずくまって眠っていた。


「…ごめんな。」


頭に触れると、一瞬だけ身じろぎしてから

ゆらの寝息がきこえてきた。