「さ、さすがにもう大丈夫だろ。」
「う、うんっ…。」
何事もなかったかのように
悠は私の手を引いて、ロッカーの外へ引っ張りだしてくれた。
「わたあめ、つぶれちゃったな。」
「そ、そうだね。」
さっきのは何だったんだろう。
一瞬、ものすごく近くに悠の顔が見えて、それで…。
「…ゆら?どした?」
「な、なんでもない、なんでもないからっ…。」
何が起きたのか、考えるだけで顔が熱くて
私は思い出さないようにするのに必死だった。
「う、うんっ…。」
何事もなかったかのように
悠は私の手を引いて、ロッカーの外へ引っ張りだしてくれた。
「わたあめ、つぶれちゃったな。」
「そ、そうだね。」
さっきのは何だったんだろう。
一瞬、ものすごく近くに悠の顔が見えて、それで…。
「…ゆら?どした?」
「な、なんでもない、なんでもないからっ…。」
何が起きたのか、考えるだけで顔が熱くて
私は思い出さないようにするのに必死だった。



