ただの幼なじみ、だったのに…!?

「…顔、真っ赤だけど。」

「…あっついだけだもん。」


ぷい、と悠から目を逸らすと

頬に何か冷たいものが当たった。


「つめたっ…。」

「…いちごみるく。買っといた。」


1回も休憩なかったろ?と悠は言った。

悠にとってはこんなのなんでもないことなんだろうけど

私はこんな小さなことで、嬉しくて舞い上がりそうだった。