ただの幼なじみ、だったのに…!?

それから、数時間後。


「はぁー…、意外とお客さん途切れないねー…。」

「ほんとに。思ったより忙しいわ…。」


気が付いたら、息をする暇もなく

時計の針は12時前を指していた。


「ゆら、あんたそろそろ交代でしょ?」

「りのちゃんもじゃないの?」

「私、この食器洗ってから交代するから。」


綾瀬と一緒に交代してもらいな、とりのちゃんは耳打ちした。