ただの幼なじみ、だったのに…!?

「ゆ、悠も似合ってんね。」

「そうかぁ?」

「うん、なんかいい感じ。」


ホストっていうか執事っていうか、なんか”ザ・コスプレ”みたいな恰好。

髪型もいつもと違うし

正直、かっこよすぎて目が合わせない。


「ほらほら、見つめあってないで。」


私も着替えるんだから、とりのちゃんは悠を教室から追い出した。