ただの幼なじみ、だったのに…!?

「あ、おはよ、ゆら。今日は早いね。」

「う、うん。」

「綾瀬に起こしてもらったんでしょ。」


りのちゃんにそう言われて、私は頷くことしかできなかった。


「衣装着替えねーといけないと思って。」

「ナイス綾瀬。」

「だろ?」


俺も着替えてくるわ、と悠は一旦教室を出た。